相続税の納税は10か月以内にしなければなりません!

まずは相続税の申告を!

相続税の申告は、相続開始を知った日(財産を残して亡くなった方の亡くなった日)の翌日から10か月以内にしなければなりません。悲しみに加えて、葬儀や香典返し、法事などがあって忙しい日々を過ごすと、あっという間に10か月たってしまいます。相続する財産が基礎控除額以下の場合は申告する必要はありませんが、2016年4月より基礎控除額が大幅に減額になっています。税額控除や小規模宅地等の評価減の特例を受けるためには、申告しなければなりません。また、亡くなる3年以内に生前贈与されたものなども相続税の対象になりますので、注意してください。申告期限に遅れると、加算税がかかります。

相続税の納税も10か月以内です!

相続税の納税期限も、申告と同様に10か月以内となっています。相続税は税務署や銀行・郵便局で納付できます。相続税は、相続人ごとに計算されますので、相続人が個々に銀行などで納付することになりますが、現金で一括納付することが原則です。期限内に納税しないと、ペナルティとして延滞税がかかります。年利14.6%のかなり高い利息がかかりますので、注意してください。相続人のことを考えると、遺産のうち一定部分は現金で残す必要がありますね。

期限内に申告・納税ができない場合は?

複数の相続人がいる場合は、相続税の申告をするには遺産分割を確定しなければなりません。もし、期限内に遺産相続の分割の相談がまとまらない時はどうしたらよいのでしょうか?その場合は、とりあえず法定相続分に従って遺産分割をしたと仮定して、各相続人が相続税を払い、遺産分割がまとまった後に精算するようにします。現金で一括納付が難しい時には、税務署に延納や物納の申請ができます。しかし、延納や物納には厳しい条件がありますので、税理士など専門家に依頼したほうが良いでしょう。

相続税相談とは、相談税に係わる手続きについて相談することです。相談先としては、無料で相談できる税務署等の公的機関や、有料だがさらに専門的な相談ができる税理士や弁護士等が挙げられます。